家相を考えた家づくり

家相はその家に住む⼈の健康と運勢に関係するものとされています。

⾔い換えれば、安⼼して⼼地よく暮らすための先⼈の知恵。

シダ住建では、暮らしに寄り添った住まいをデザインしながら、
可能な範囲で家相を取り⼊れ、より安⼼して暮らせる住まいをご提案しています。

家相とは

家相とは、家の⽅⾓や間取りなどから家の吉凶を⾒ていくものです。
気学をはじめ、科学に基づいた建築学などにも通じる学問のひとつと考えることができます。

家相では、家と天運は不離⼀体であり、不即不離(つかずはなれず)の関係と考えます。
つまり、良いタイミングに良い家相の家を新築あるいは改修して移転することで、災難を回避し、運気を上昇させていこうというものです。

家の八方位

家相では、⽅位を8つに分けて家の吉凶を⾒ていきます。
⼋⽅位とは東⻄南北と、その間の東南、南⻄、⻄北、北東の8つの⽅位のことです。

家の中⼼、つまり家の太極を決定したうえで、⼋⽅位のどの⽅位が出っ張っていて⽋けているのかを、⼀つひとつ調べます。

用途ごとでみる幸せを呼ぶ家相

玄関、リビング、キッチン、寝室、⼦ども部屋など、家相はお部屋の⽤途で異なり、
それぞれ適した方位と適さない方位があります。

たとえば…⽞関における吉相・凶相

⼈を出迎え、送り出す。
良い知らせも悪い知らせもやってくるのが⽞関です。

⽞関は多くの場合、温かく来訪者を迎えることが理想とされています。その意味から「⾠⺒の⽞関」と称して、東南の位置に⽞関を設けるのが⼀番良いとされています。

理想的な方位

東南
訪問者の多い相です。近所はもちろん遠⽅からの来訪者も多く、繁栄・発展の⽅位です。
運気が上昇する⽅位。とくに新しい分野での活躍が期待できるでしょう。

避けた方がよい方位

西南
裏⻤⾨にあたり、⽞関には不向きです。病者が相次いで⽣ずるなど、苦労するかもしれません。
東北
表⻤⾨にあたるため、⽞関には不向きです。⼈の出⼊りが多くなったり少なくなったりと来訪者にムラがでます。

吉相の家づくり・吉方移転

吉相の家を造るには、土地の形状も重要です。

また、気学を使って新築の家へと吉方移転ができれば、一層大きな幸運を手に入れることができます。

敷地の選び方

できるだけ凹凸や段差がなく、⻑⽅形、または四⾓形の敷地を選びましょう。
⼆股の道路に挟まれた三⾓形の敷地は凶相です。事故に遭いやすく、家族の健康を損なうことも。
T字路や袋⼩路の突きあたりも凶相です。事故が多く、⼈⽬につきにくいことから泥棒に狙われやすいといった⽋点があります。

土地の選定基準

場所に関しては、化学⼯場の跡地や災害、とくに⽕事の焼跡地、神社・寺院・墓地などが近くにある⼟地は避けたいです。
また、埋⽴地もできるだけ避けたほうがいいでしょう。

⼊居のタイミング

運気を呼ぶためには吉⽅移転が⽋かせません。
吉⽅移転とは、⼀⼈ひとりの吉⽅位を割り出し、吉⽅位にあたる時期にその⽅位へ移転して、⽅位が持つ吉の効果を存分に受け取るもの。
現在住んでいる場所からどの⽅位の⼟地を購⼊し、いつ引っ越すのかを、しっかりと計画することが⼤切です。

凶相の家だとわかったら?

凶相の影響は時の経過とともに強まる

家相の影響は、時が経つほど⼤きくなっていくもの。5年、10年と住んでいる間にどんどん強まります。
とくに、⼤きな「⽋け」があるなど凶作⽤が強い家に住んでいると、影響⼒も強くなります。凶相が⾒つかったら、できるだけ早く⼿を打ちましょう。

吉相の家に住み替える/増改築する

凶相の家の解決策として、吉相の家への移転か、凶相を無くす増改築によって運勢を転換させていく⽅法があります。
増改築の際は必ず「気抜き」を⾏ってから⼯事を始めましょう。増改築をすると災いがあるという話がありますが、多くの場合はこの気抜きを怠ったために起こる凶作⽤です。

上記の内容はあくまで⼀例です。
さまざまな要素によって最適な家相は変わります。詳細はお打ち合わせ時にお話させていただきます。お気軽にご相談ください。